他人の社員証を使うのはNG

他人の社員証を使うのはNG

他人の社員証を使うのはNG 自分の社員証を忘れてしまった場合などに、他人のものを使うのは果たしてよいのかどうか疑問に感じている方もいることでしょう。
基本的に言って、社員証には幾つかの非常に重要な役割があるため、自分のものではなく代わりに他人のものを使うのはNGであることが容易に理解できます。
例えば社員証は、その人が実際にはどの会社のどの部署に属しているかという点を社内や社外を問わずはっきりと示すのに役立ちます。
特に社員が相当数いるような大きな規模の会社で働いている場合、社内で働いている社員にとって、その人が自社社員であるかどうかを見分けたり、さらにはその名前を覚えたりするのに実に大きな役割を果たすと言えます。
また最近では、部外者の出入りを制限する目的で、建物やオフィスに入る際に社員証の提示を求める所も多くなっています。
このようなセキュリティの面から考えても、やはり他人のものを使うことは避けるべきことと言えるでしょう。

社員証が鍵になるシステムのメリット

社員証が鍵になるシステムのメリット 社員証をICカードにすればドアの施錠・開錠のための鍵にもできますが、このシステムには様々なメリットがあります。
ドアに鍵穴がなくなるため不審者のピッキングなどの侵入対策になり、ICカードは複製が困難なので不正使用の防止としても有効です。
社員証には個人情報を記録しておけるため、個人ごとに出入りできる範囲を制限できます。
これによりプロジェクトや役職による入室管理が容易となり、変更が必要になった場合でもシステム上で設定を更新すれば良いだけなので鍵の返却や配布の必要がありません。
入退室の時間も記録できるタイムカードとしても使えるので、必要もないのに会社にいつまでも残ったり、社外に出て休憩してから会社に戻って残業代を上乗せするなどの不正も防げます。
また、社員証に電子マネーの機能も付けられるものもあるため、セキュリティ面の強化や社員の行動の管理による業務効率の向上や人件費の削減以外にも様々な利用方法があるのがメリットです。